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広州の毒ガス事故、日本政府が遺棄兵器と認める

日本外務省は26日の談話で、広東省広州市番禺区の住民が21日に毒ガス弾で負傷した事故について、毒ガス弾が旧日本軍の遺棄化学兵器であることを認めた。日本側の派遣した調査団が同日、事故現場の調査により確認した。

日本政府は、こうした事故の発生を極めて遺憾だとした上で、「被害者に心からお見舞い申し上げる」と表明。今後も化学兵器禁止条約を順守し、日中間の協力を通して遺棄兵器問題に適切に対応していく姿勢を示している。

日本外務省によると、在中国日本大使館が中国外交部から事故について連絡を受けたのは23日。連絡によると、広州市番禺区の住民3人が21日夜、川で砂を採取中、旧日本軍が遺棄したとみられる毒ガス弾に触れて負傷し、病院で治療を受けたという。日本政府は連絡を受け、専門家などからなる調査団を番禺区に派遣し、調査を進めていた。

「人民網日本語版」2005年6月28日

 
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