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旧日本軍の細菌戦めぐる訴訟、応援団が東京へ出発

日本の東京高等裁判所で19日、第2次世界大戦中に旧日本軍による細菌戦をめぐり、中国の湖南省・浙江省の原告らが日本政府を相手に起こしている裁判の二審判決が言い渡される。湖南省常徳市の常徳細菌戦調査委員会は14日、各界の45人で組織された訪日応援団が、15日に日本へ出発することを発表した。中国新聞社が伝えた。

同委員会の陳玉芳主任によると、応援団のメンバーらは東京高裁で裁判を傍聴し、判決が言い渡された後、東京・霞ヶ関でのデモ行進を予定している。20日には、日本の国会議員の案内を受けて、首相官邸へ請願に行く予定。同日午後には日本の国会議員と懇談する。その後、東京付近の県や市で一連の活動を行い、25日に帰国する。

同委員会の張礼忠さんによると、日本は旧日本軍による細菌戦の事実は認めているものの、対日訴訟の勝訴の希望は少ない。しかし、訴訟を通じてより多くの日本人が細菌戦とその真相、そして平和愛好と戦争反対にかける中国人の決心を知ることが願いだという。

「人民網日本語版」2005年7月15日

 
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