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40カ国が食糧不足に脅かされ 中国は三番目の援助大国に

国連食糧農業機関(FAO)は先般、「農産物収穫量見積り及び食糧の現状」というレポートを公表した。それによると、世界各国は30年以来最も厳しい食糧危機にさらされており、その中の40カ国はある程度の食糧不足に脅かされ、国際社会からの食糧援助を切に求めている。しかも、今年の全世界の農産物総収穫量は20.13億トンにしか達しないと予想され、2004年の26.8億トンに比べ、2年連続下がりつづけることが明らかにされる。

公表されたリストによると、食糧不足の40カ国は、アフリカの26カ国(アンゴラ、ブルンジ、エチオピア、ギニア、ケニア、リベリア、ニジェール、シエラレオネ、ソマリア、スーダン、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ジンバブエなど)、アジアの10カ国(アフガニスタン、インド、イラク、朝鮮、レバノン、モンゴル、ネパール、パキスタン、スリランカと東ティモール)、ラテンアメリカの3カ国(コロンビア、キューバとハイチ)及びチェチェン共和国。

食糧不足の原因は、以下の4つの面から分析できると中国社会科学院経済研究所の陳孟平所長は述べている。まず、地理的要因。人口と土地の比例のバランスが取れないことは、多くの国の食糧需要を満たすことができず、食糧不足を招来している。例えば、サハラ砂漠以南のアフリカ地域など。それに、自然災害。猛暑や干ばつなど異常な天候に見舞われ、食糧生産国は食糧の減産に直面している。例えば、洪水に見舞われたインド、パキスタンなど。さらに、不安定な政治局面及び持続的な戦争。地域紛争及び悪化した安全情勢の影響で、地元の住民たちは国際社会からの食糧援助に期待を寄せることを余儀なくされている。例えば、イラク、アフガニスタン、スーダンなど。最後に、政策要因。

農業大国と人口大国である中国はずっと食糧問題の上で、国際社会から注目を浴びてきた。20世紀に、アメリカのある社会学者は「誰が中国人を養うか」という質問を提出し、「中国食糧脅威論」について書き、隣国の日本も中国人が日本の食糧を食べ尽くすことを懸念していた。しかし、事実はまさに正反対で、中国は他国に養われるどころか、かえって多くの国の人々を養っている。25年来、中国の世界の主要な農産物増加量への寄与率は20%に達し、中国の年間食糧収穫量も3億トンから5億トンに増えた。2006年から、中国は国連食糧農業機関の食糧援助の受け入れ止めることを決めた。今年の9月、世界食糧計画(WFP)はレポートを公表し、中国は2005年にアメリカ、欧州連合(EU)に次ぎ、世界で三番目の食糧援助大国となり、援助相手国は主に朝鮮、スリランカ、ギニアビサウなどの10カ国であることを明らかにした。

「チャイナネット」2006年10月19日

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