安徽省淮南八公山国家地質公園は安徽省淮南市にあり、淮南市の中心部から約20キロ離れたところにあり、北は阜陽市から120キロ、南は合肥市から120キロ離れており、西は古城の寿県と隣接し、面積は120平方キロ。豊かな古生物化石が存在していることが特色で、5.4~5.1億年前に形成された。
公園は主に低い山からなる丘陵区域で、淮河が山を囲むように流れており、山と川が入り組んだユニークな地形の景観を呈している。主峰白鶚山の高さは240メートル、その他の山峰の海抜はいずれも100~200メートルである。奇異な山峰と奇岩怪石が景勝区のあちこちにある。河川の浸食による断崖が高くて美しい。
景勝区内には生物化石がたくさん存在し、まだ変形しておらず、変質もしていない。その中に含まれている当時の地理、堆積環境、地球化学、生物、地磁気、構造の情報は同地区ひいては周辺地区の数多くの地質のナゾを解くカギとなっている。
地質公園内の地質断面は世界あるいは中国で典型的な地学的意義のある地質景観と現象である。
「チャイナネット」2006/11/13