河北省阜平天生橋国家地質公園は河北省西部の阜平県西部の山間地帯にあり、景勝区の標高は850~2144.5メートル、最高地点は百草坨で、変質岩天生橋を特色とする。
地質公園は二つの部分に分けられている。一、朱家営天生橋瀑布景観区、百草坨自然生態資源観光保護区、竜泉関歴史人文観光保護区、地域面積は50平方キロ。二、長城嶺、馬刨泉地下水及び人文景観保護区は7平方キロ。二つの部分は、馬刨泉-印鈔石-竜泉関太古界(約25億年)竜泉関岩群基準地質断面によって連なっている。主な地質遺跡面積は32平方キロ。
天生橋の橋は112メートルの滝の頂上部にあり、橋の構造は奇異そのもので、混合岩化花崗岩からなり、中国では稀に見るものである。橋の上を観光客が歩き、橋の下には渓流があり、橋の前方には深い淵、橋の裏の淵の水は澄み切っている。降雨量が多い期間に滝が流れ落ち、カミナリのような音をたてている。渇水期においても、谷川の水がさらさらと流れている。
阜平天生橋国家地質公園は地質、地形、泉の資源、生態系、人文歴史などの観光資源を一体化したもの、科学的価値、観賞の価値、生態保護のモデルとする価値がある。
「チャイナネット」2006/11/14