河北省秦皇島柳江国家地質公園は河北省秦皇島市にあり、南は渤海に臨み、北は燕山を後背部に控え、東は遼寧省と接し、西は唐山市と隣接している。面積は650平方キロ。柳江盆地の古生物化石、地層遺跡、溶岩地形と花崗岩地質地形を特色とする。
地質公園の主な部分である柳江盆地は240平方キロ、地質史において重要な学術研究価値のある典型的な地質構造断面と構造痕跡も含まれ、面積は小さいが内容が豊富で中国で稀に見るものである。「天然地質博物館」として公認され、地域の地殼運動の発展史及び力学原理の研究にとって重要な意義があり、典型的な構造を目にすることができる。
国家地質公園内には数多くの内生、外生の鉱床があり、その多くは規模が小さいため採掘はできず、科学普及の教学に適し、その要素の分析は重要な地学的意義がある。史前期の生物の群落、生活環境及び生物の進化を知ることができ、重要な科学研究、科学普及基地となっている。
「チャイナネット」2006/11/14