北京市延慶硅化木国家地質公園は延慶県北東部の白河両岸にあり、四方が山に囲まれている。北京の市街区から約100キロ離れたところにあり、総面積は約226平方キロ。1.4~1.8億年前の上部ジュラ紀のケイ化木を特色とする。
現在、地表に露出しているケイ化木は57株もあり、硬くて年輪がはっきり見える。直径は普通0.6~1.5メートル、最大直径は2.5メートル、高さは普通0.4~0.5メートル、最高はlメートル余に達し、横になったもの、斜めになったものがあり、最も長いのは15メートルに達している。
露出しているケイ化木の多くは化石の断片と岩石が固くくっついている。動物化石、とくに真珠貝属を主とする。延慶ケイ化木群は数も多く、完全な形で保存されているという特色があり、東部地域での交通の便利なところで、広大なケイ化木が保存される唯一の場所である。また、地質公園には動植物化石類、鉱物の遺跡、水文景観、自然生態観光地、民俗や人文の景観などもある。
「チャイナネット」2006/11/14