雲南省石林地質公園は雲南省にあり、総面積は400平方キロ、主な地質遺跡のタイプはカルスト地質地形である。
石林地質公園では最も多様な石林カルストを目にすることができる。世界各地の最も典型的な石林カルスト形態はすべてこの一帯で目にすることができ、つるぎの形をしたカルスト、マッシュルームや塔の形をした石林の景観の集大成でもあり、「石林カルスト博物館」とも称され、学術的、美的価値が高い。
石林地質公園は現在、唯一の亜熱帯高原地区の石林である。この一帯では高さ20~50メートルの数多くの石柱を遠くから見ると、樹木のように見えることから「石林」と称されることになり、地域の地質の進化とカルストの生成を研究するうえでのもってこいの場所となっている。
イ族のサニ人は石林地区で数千年間暮し、多彩な民族文化、民族風情が石林の景観にさらに魅力を添えている。
「チャイナネット」2006/11/20