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黒竜江省五大連池火山世界地質公園

五大連池火山世界地質公園は黒竜江省五大連池市にあり、面積は720平方キロで、主な地質遺跡のタイプは火山地質地形である。

五大連池は中国で最も完全な形で保存されている、最も典型的な最も若い火山群である。公園内には14カ所の火山が一定の法則にしたがって並んでおり、そのうちの12カ所は1200万年~100万前年の地質時代にできたもので、2カ所の火山は1719年~1721年に噴火しており、面積は60余平方メートルで、中国で最も若い火山である。早期の火山と新しい火山が並んでおり、数も多く、規模も大きく、世界でもまれに見るものである。最も近い時期に起きた火山の噴火によって当時の川の流れがふさがれ、5つの数珠(じゅず)のように連なる火山湖ができ、五大連池と称されるようになり、「天然の火山博物館」と称されている。

五大連池の火山岩は地球のプレート活動とマグマの変化の研究のうえで重要な学術的価値があり、この地域の火山地震活動の測定にとっても非常に重要な存在である。

五大連池一帯は空気もすがすがしく、環境も美しく、学術研究、観光、レジャー、保養の景勝地として得がたい存在である。完全な形で保存されているさまざまな火山地形と医療の効果があるといわれるミネラルウォーター「聖水」もあり、観光、保養、科学考察などの多機能を一体に集めた天然の景観区である。

「チャイナネット」2006/11/20

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