竜門山国家地質公園は四川省彭州市、什邡市、綿竹市の域内にあり、面積は1900平方キロ、主な地質遺跡のタイプはナップ構造(飛来峰)あるいは「氷河の漂石」、地形、地層切断面である。
竜門山国家地質公園はよく知られた竜門山ナップ構造地帯の「ミニチュア版」であり、その地層の生成状況も豊富多彩で、数多くの飛来峰が分布し、ヨーロッパのアルプス山の飛来峰と同じような典型的な地学的意義をもつものと言えよう。公園内には古代氷河の跡、典型的な地層切断面など地質遺跡があり、地学者たちに「地質科学の迷宮」と称されている。
そのほか、地質公園内には豊かな動植物資源があり、生態系が完ぺきな形で保存されており、観光・レジャーにとってもってこいの場所となっている。
「チャイナネット」2006/11/20