翠華山国家地質公園は陝西省西安市の長安県にあり、面積は32平方キロで、主な地質遺跡のタイプは山崩れによってできた地質遺跡である。
翠華山は秦嶺山脈の一部で、中元古界(およそ10億年前)の変質雑岩からなる。この断層は今でも活動が見られ、北側の下降によって呉中平原が形成され、南側の上昇によって高く聳え立つ秦嶺が形成され、1万年以来毎年平均1.73~3.4ミリ上昇している。この一帯の山崩れの地質の作用によって一連の地質景観及びさまざまな奇岩怪石からなる景観が形成されている。その山崩れの地形のタイプもよくそろっており、よく保存されており、典型的なものとも言え、中国でも稀に見るもので、「山崩れの地質博物館」と称されている。それは秦嶺と関中平原形成の歴史、山崩れの地質作用のタイプの研究のうえで重要な学術的価値があるとともに、重要な観光、科学普及と地質遺跡保護の面でも価値がある。
「チャイナネット」2006/11/20