瀋陽航空機工業グループ有限公司は来年、重量が500キロ以下の超軽型個人用飛行機を売り出す予定。飛行機愛好者は50―60万元でそれを入手できる。
瀋陽航空機工業(集団)有限公司民機管理部弁公室副主任・林国賢氏によると、来年、市場に売り出される「EV−97」型機は重量が成年者1人で移動させることのできるぐらいの475キロで、高さは2.34メートル、長さは5.98メートル、時速は180―200キロ。最も人々を引き付けているのは100キロメートル当たりのガソリン消費はわずか6リットル、一般乗用車よりも少ない。
林国賢氏によると、この飛行機の売値は高級乗用車に相当するため、希望者はそれを負担することができる。また、安全、便利などの性能にも恵まれているため。売れるに違いない。例えば、瀋陽から大連までは400キロ、汽車、乗用車なら4時間もかかるのに対し、軽飛行機なら、2時間で充分、ビジネスマンの都市間出張、旅行にとって最適である。
関係筋は今後10年間には、国内の軽ヘリコプターの需要も年平均2000機に達すると予測している。
「チャイナネット」2002年12月31日