曽培炎主任、第10次5ヵ年計画を説明


国家発展計画委員会の曽培炎主任は3月7日第9期全国人民代表大会第4回会議で記者会見し、中国の経済情勢などについて説明した。

この中で曽培炎主任は「国民経済と社会発展の第10次5ヵ年計画を達成する2005年には、都市部住民の年間所得は約1000ドル相当の8000元に、また農村部住民は約400ドル相当の3000元に達する」との見通しを示した。

更に、曽培炎主任は「第10次5ヵ年計画は中国が市場経済体制の枠組を確立した後に実施される初めての5ヵ年計画であり、その主な特徴は経済構造の戦略的調整、それに体制と科学技術の刷新を重視していることにある。また、この5ヵ年計画の出発点は人を根本として人民の生活レベルの向上を重視することにある」と強調した。

「CRI」より2001年3月8日