江沢民国家主席らの指導者、グループ別討議に参加


第9期全人代第4回全体会議が開かれて三日目の3月7日も、全国各地の代表は引き続き今年から始まった国民経済と社会発展に関する第10次5ヵ年計画について審議しているが、江沢民国家主席や朱鎔基総理、政治協商会議全国委員会の李瑞環主席ら国の指導者はそれぞれ一部の省や直轄市代表団のグループ別討議に加わり、代表たちの意見を聞いた。

江沢民国家主席は陝西省と湖南省の代表の意見を聞いた後、「第10次5ヵ年計画を制定した際、中国共産党中央は農業の基礎的地位を強化し、農村経済の発展を速めることの重要性を十分考慮した上で、農業の発展と農民の収入増加を経済活動の最優先として位置付けた」と述べた。

朱鎔基首相は安徽省の代表が農民の負担軽減や税金徴収制度の改革などの問題に関する意見を聞き、「当面最も重要な任務は農民の収入増加と税金徴収制度改革の推進を通じて農業構造を調整し、農民の負担を確実に軽減することだ」と強調した。

天津市代表のグループ討議に参加した政治協商会議全国委員会の李瑞環主席は「人民の生活を絶えず向上させることが第10次5ヵ年計画に盛り込まれた重要な指導方針の一つであり、各幹部は民衆の生活難の問題を特に重視すべきだ」と強調した。

  2001年3月8日