香港代表、内地の経済発展に期待


第9期全人代第4回会議に出席している香港特別行政区の代表は3月8日の会議で、「第10次5カ年計画」の実施で内地の経済発展は香港にあたらなチャンスをもたらし、これは香港経済のあらたな発展にとってプラスとなるとの考えを示した。

この中で、範徐泰麗代表は「『第10次5ヵ年計画』は、香港にとって決定的な影響を与えるだろう。内地の経済発展は一貫して香港に大きな影響を及ぼしているが、計画に盛り込まれた多くのプロジェクトは、香港に非常に大きなビジネスチャンスをもたらすだろう。また中国のWTO・世界貿易機関加盟後、香港と内地との協力のチャンスは更に多くなる」と述べた。

また、曾徳成代表は「経済のグローバル化の傾向は、サービス業に非常に大きな影響を与えている。香港の国際化の程度は高く、また内地では人的資源が豊かであるため、双方は協力してサービス業を発展させていくべきだ」と強調した。