江沢民主席ら中国の指導者と代表達が
  肖揚院長、韓杼濱検察長の報告を聴取


第九期全国人民代表大会第4回会議全体会議が3月10日引き続き北京で行なわれ、江沢民、朱鎔基、李瑞環、胡錦涛、尉健行、李嵐清ら中国の主な指導者と全国人民代表大会と政治協商会議の委員たちが、最高人民法院の肖揚院長、最高人民検察院の韓杼濱検察長が行った報告を聴取した。

肖揚最高人民法院院長と韓杼濱最高人民検察院検察長は報告の中で、今年は中国が経済と社会発展の第10次5ヵ年計画を実施する最初の年であり、中国の司法機関は法の公正を堅く堅持し、各種犯罪活動を厳しく取り締まり、経済の発展や社会の安定のためにしっかりした司法的保証を提供する。と述べた上、更に、去年中国の司法機関は、国家の安全を脅かす犯罪行為、厳重な暴力犯罪、密輸犯罪及び暴力団的犯罪などの犯罪活動に打撃を与える面で治めた成果を総括したあと、一連の重大な犯罪活動を摘発し、厳罰したことは、中国政府の腐敗活動を取り締まる決意の程を示したと指摘した。

また、国家経済貿易委員会の李栄融主任と労働・社会保障部の張左己部長が同日(10日)午後の記者会見で、それぞれ国有企業の改革や社会保障について、記者の質問に答えた。

2001年3月12日