李鵬委員長、「法に基づく監督活動の強化を」


全国人民代表大会(全人代)常務委員会の李鵬委員長(中国共産党中央政治局常務委員)は3月12日、第9期全人代第4回会議の遼寧省代表団の全体会議に出席し、全人代常務委の活動報告に対する代表団の意見を聴取した。

代表の発言後、李鵬委員長は監督活動について「全人代常務委は監督活動に関する立法作業を非常に重視している」と述べたうえで、「第9期全人代が開催されてから、中央予算審議に関する監督強化や経済活動に関する監督強化が決定された。監督法の制定も今年の立法計画に盛り込まれた。人民代表大会は監督活動で中心的役割を果たし、その他の監督作業との連携を取って、憲法や法律が人民代表大会に与えている質疑応答の権利、特定の問題に関する調査の権利、罷免の権利などの職権を活用し、腐敗現象に警告を与えていかなくてはならない」と強調。監督法の制定については「人民代表大会の地方委員会の監督活動における経験も学んでいく必要がある」と指摘した。

「人民網」2001年3月13日