程立新人民代表 農村の中・小学校の教育への投入を増加


程立新代表は湖南省衡山岳雲中学校の副校長である。彼女は教育事業に携わるものの一人として教育問題に一番関心を持っている。

彼女の提案について聞かれた際次のように答えた。現在、わが国の大学教育の発展は非常に早いが、国の義務教育の範疇に属する中・小学校、とくに農村の中・小学校の発展は非常に遅れている。我が国では大学は国が管理し、中・小学校は地方が管理するという教育体制がとられている。貧困地区や経済の立ち遅れている地区では地方財政の制約から、小・中学校の発展は遅れており、大学の著しい発展や科学技術の目覚しい進歩と鮮明なコントラストを呈している。その原因は地方政府にあるだけでなく、地方政府にも無い袖は振れぬという実情がある。そのため、国と各省は財政の余裕があれば、農村小・中学校の義務教育を援助すべきであると思う。

朱鎔基総理は報告の中で教育と科学技術を同じように重要な位置に置き、新しい一年に教育への投入を増やすと語った。これを実施するにあたっては、小・中学校を重点とするべきであると思う。教育は国が現代化を実現するための基礎であるが、基礎教育はその基礎であるので、もっと重視してほしい。

「チャイナネット」2001年3月16日