中国駐日大使、「つくる会」教科書検定「合格」について談話発表

中国の陳健駐日大使は北京時間3日午後3時15分から記者会見を開き、日本の右翼団体「新しい歴史教科書をつくる会」主導の歴史教科書が検定に「合格」したことについて談話を発表した。

陳大使は、「右翼団体がでっち上げた新しい歴史教科書は、皇国史観を宣揚し、悪辣な下心があり、修正されたとはいえ、侵略の歴史を美化するという考え方は修正されていない」と述べ、同教科書が文部科学省の検定に「合格」したことについて、「驚いており、非常に残念だ」との見解を示した。

2001年4月3日