12人の「北京好人」、社会の積極的な力に

12人の「北京好人」、社会の積極的な力に。

タグ: 北京好人 社会の積極的な力

発信時間: 2014-03-20 10:43:39 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

首都文明弁公室が開いた「北京好人座談会」には、東城区、西城区、朝陽区など北京の各区・県の2012年度「中国好人ランキング」に入選した「北京好人」の代表者、および関連部門の指導者が出席した。12人の好人(善人)は信用を守り、人助けをし、高齢者をいたわった栄えある経験について語り、文明の新たな気風を伝え、社会の積極的な力を示した。

信用を守ったことで好人に選ばれた于濱さんは座談会で、「信用を守ることは、大学生の就活のハードルになっている。一部の大卒者は頻繁に転職し、企業に損失をもたらしている。中関村の一部の企業は、大卒者に対して不審感を抱いている。中関村の企業が人材を留め、大卒者の就職難を解決するため、私は各社を訪問し、中関村の100社の企業と共同で『中関村信用公約』を結んだ。同公約は企業と職員、企業と実習生、企業と消費者、企業と金融機関の、雇用・購買の過程における信用の準則を規定し、契約違反の多発を解消し、双方向の信頼度を高めた。同公約は大卒者が信用問題で就職できないという問題を解消し、企業も一定の資金を費やし大卒者を育成する意欲を持った」と説明した。

また人助けで好人に選ばれた張宏業さんは、空巣老人(子供が出稼ぎなどで他省に行き、空になった家を守る高齢者)の家庭を不定期的に訪問し、近所づきあいの問題を解消し、住民を手伝い家電を修理したことなどを語った。各区・県からの12人の「身近な好人」も、それぞれの些細な出来事を語り、出席者の共鳴を引き起こした。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年3月20日