春節あいさつ「男は右手で拳、女は左手を抑える」

春節あいさつ「男は右手で拳、女は左手を抑える」。 春節あいさつ「男は右手で拳、女は左手を抑える」

タグ: 春節 あいさつ

発信時間: 2014-03-24 14:45:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

▲女性の新年のあいさつ ▲男性の新年のあいさつ

 「春節はもうすぐ。両手の挨拶を正しくしよう。みんなで学ぼう」。微博(ウェイボー)で公開された新年の挨拶の両手のしぐさを教える詳しい画像と書き込みに、アクセスが殺到している。

 微博(ウェイボー)では伝統的な新年の挨拶の両手のしぐさには古来より、男女の区別があったと紹介されている。標準的男性は右手で拳、左手で包む。右手は攻撃の手であり、善意を示すために包む必要がある。女性は反対だが、拳は握らず、抑えるだけだ。中国古来の「男左女右」の伝統が脈々と継がれている。間違えば、意味は大きく異なることになる。

 目にした多くのネットユーザーは「ほんとに実用的」と寄せている。ネットネーム「蘇末北京」さんは、これまで作法をまったく知らなかったが、やっと長年間違えていたことに気付いた、と語っている。

 ネットネーム「青梅煮酒」さんは、「このような伝統文化はとても好き。中国人としてもっと理解するのが良い。私たちは礼儀の邦なのだから」

 市民の廖さん(女性)は、「以前は毎年、両親や親戚から教わっていた。男女の違いは知らなかった。これからは注意したい」

 武漢市の民俗専門家・劉謙定氏は、「公開された両手のしぐさは正確。男女では明らかに異なり、このような握り方の礼節は、同世代の新年の挨拶。目下は目上に額ずき、子どもは普通、ひざまずいて額ずき、成人はしゃがんで膝を曲げる。現代では多くの人がこれらの礼節から離れつつある。最たる起源は儒家、道家、仏家の礼節文化」と語っている。

 

 「人民網日本語版」2014年1月28日