北京の新エネ自動車販売、1日の販売が一気に４倍へ

ここ数日、北京の自動車販売店（４Ｓ店＝販売・アフターサービス・部品供給・顧客情報）が、新エネルギー車を購入しようとする人たちであふれている。

自動車購入税が免除される車種が発表になり、来店客数がこれまでの３～４倍に増加。販売員が対応に追われている。　北京自動車の販売マネージャーによると、「北京の初となる新エネ車のナンバー抽選に当たった人が、続々と車を買いにきており、充電設備の宅配受付にも行列ができている」という。

また北京自動車や比亜迪（ＢＹＤ）などの多くの自動車会社では、「９月１日から３日までの３日間、純電気自動車の予約が普段の３～４倍に急増した。ただ今回の予約は７～８月分の当選によるもので、購入税免除政策の新エネ車販売に対する実際の効果を見極めるにはまだ時間がかかる」とみている。 購入税の最大免除額は２．２万元「車はもう見ました。あとは免税の手続きだけです」と話すのは北京自動車の新エネ車を引き取りにきた肖さん（女性）。ただ免税手続きは、北京の税務部門がシステムの変更するまで待つ必要があるという。

｢中国網日本語版(チャイナネット)｣　2014年10月8日