北京市が「ママルーム」を設置へ

北京市が「ママルーム」を設置へ。

タグ: ママルーム 乳幼児

発信時間: 2014-10-08 10:27:05 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

乳幼児を持ちながら会社勤めをする母親のために、北京市が「ママルーム(授乳室)」の設置を始めた。北京市総工会の発表によると、すでに第1期の200室がほぼ完成。現在は第2期の設置を申請中で、3年以内に1000室の設置を目指すという。 「ママルーム」は職場の条件母乳育児の知識が広まるにつれ、多くの若い母親が母乳による子育てをするようになった。そのため多くの会社勤めの母親は、出勤後、乳が張った時に哺乳瓶で保存して、帰宅後に子どもに授乳をしている。

しかし職場には適当な場所がなく、きちんと保存できる方法もないのが現状だ。統計によると、北京市戸籍の出産可能年齢の女性だけで325万5000人いるとされ、1人っ子政策の緩和(夫婦の一方が1人っ子の場合、2人まで子どもが認められた)とともに、前述のような若い母親が増えると見られている。

このため北京市総工会は各レベルの総工会に、従業員部屋や労働組合の部屋の中に、女性のためのプライベートで清潔な「ママルーム」を設置するよう要求。「ママルーム」には、2つのテーブルと椅子、母乳関連機器のためのコンセント、冷蔵庫が必須。さらに余裕があれば電磁レンジや消毒棚、哺乳瓶入れなどもおくことができる。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年10月8日