中国のウインタースポーツ潜在力、冬季五輪の誘致を後押し

中国のウインタースポーツ潜在力、冬季五輪の誘致を後押し。

タグ: 冬季五輪 ウインタースポーツ

発信時間: 2015-01-31 16:40:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

12日付けのドイツ・ターゲスシュピーゲル紙は、北京のスキー場などを訪れた同紙記者の言葉として「中国のウインタースポーツ潜在力は、2022年の冬季五輪の誘致における最大の優位性になる」と伝えた。 同記者が訪れたのは、北京から高速バスで1時間、約70キロ走ったところにある「南山スキー場」。

リフトはあるものの、大きな山でない。同行者に「ここが冬季五輪の会場になるのか?」と聞くと、「そういうわけではない。ここは、ゲレンデは広いが初心者向けのスキー場だ」という。名前はオーストラリアの企業がつけたもので、15年間中国でスキーを教え、スキー場も建設。今度の冬季五輪の誘致に向けたスキー場の建設にもアドバイスをしているとされる。「候補先である張家口の万竜スキー場は欧州のスキー場にも匹敵する」と同行者は語った。 

現在中国には500万人のスキー愛好者がいるとされる。しかも中産階級や上級階級が中心で、彼らは欧州でスキーをすることを目標にしていると言われる。こうしたウインタースポーツのファン層が誘致運動の大きくバックアップすることになりそうだ。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年1月31日