国務院新聞弁公室の趙啓正主任は9日、今月16日から北京市で開催されるフォーチュン世界フォーラムについて取材に応えた。現在までに837人の参加申し込みがあり、うちフォーチュン誌の「世界企業上位500社」にランクインした企業は77社。同フォーラムは史上最大の規模になる見通しという。
趙主任によると、中国でフォーチュン世界フォーラムが開催されるのは、上海、香港に続き今回の北京が3回目。中国は同フォーラムの開催回数が最も多い国になる。趙主任は「フォーチュンが3回にわたり中国を会場に選んだのは、ここ数年の中国経済の持続的かつ安定的な発展と、アジアや世界に対する影響力の高まりが主な理由。これは同時に、中国の経済発展の成果を肯定するものだ」と指摘した。
今回は、過去2回の中国でのフォーラムとは異なり、北京の文化的な特色や、過去数年の中国の発展・変化をより強く反映する。
会期は16日から18日まで。開幕式では胡錦濤国家主席が演説する予定だ。17~18日には、11回の大型会議と15回のグループ会議が行われ、中国政府要人の出席と発言も予定されている。
「人民網日本語版」2005年5月10日