広東省試験センターによると、広東省の学生は独学検定試験による単一学科の合格証明書または学歴証明書があれば、国外の学校への就学申請をすることができ、合格者は国外の大学に入って学位取得を目指すことができるようになった。聞くところによると、中国の独学検定による学歴を認めている国はすでに23カ国に達し、そのうち、オランダ、オーストラリア、イギリスの大学はいずれも中国の独学検定試験を認めている。
広東省試験センター独学検定試験弁公室の沈自新主任は次のように語った。外国の独学検定試験の修了証明書に対する承認には、一、学歴の相互承認、二、聴講時間数の相互承認が含まれている。これらの国々の多くの大学は独学検定試験委員会が発給した学歴証明書を認め、学歴証明書または単一学科の合格証明書を持参している独学検定試験合格者がその学校に入学する際には、学位取得を目指すかまたは一部科目を免除するか、削減することも認めている。つまり、独学検定試験合格者が独学検定試験の修了証明書によって外国の一段階上の大学・カレッジに対して入学を申請することができるばかりでなく、同じクラスの大学・カレッジへの入学を申請する際、もともと国内で修了した聴講時間数も認められるということである。独学検定試験合格者は広東省独学検定試験委員会、独学検定試験を受けた学校が印鑑を押して発行した修了証明書によりさえすれば、上述の23カ国への留学を申請することができることになっている。
「チャイナネット」2004年2月19日