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五輪施設建設予定地で古墓群を発掘

北京海淀区のオリンピック施設・文化スポーツセンター建設予定地の五棵松で古墓群が48基発掘され、漢代(紀元前206~紀元220年)の彩絵陶壺や遼・金代(907~1234年)の白磁碗、清代(1616~1911年)の玉などが出土した。北京考古学会会長の斉心教授は「今後、施設の建設前にまず考古学調査や発掘を行う必要がある」と指摘する。

五棵松地区では過去、漢代、唐代(618~907年)から明(1368~1644年)清時代にかけての文物が発見されている。北京市文物研究所はオリンピック施設建設に伴う文物保護を強化するため、関係機関の協力を得て工事開始前の4月初めから五棵松で調査、発掘を開始。同研究所基本建設室の朱志鋼主任によると、調査面積は約3万平方メートルで、作業はほぼ終了し、48基の墓が発掘された。うち漢墓が8基、金墓が3基、清墓が37基。

出土文物は約100点、なかでも漢代の陶器や遼・近代の定磁、白磁、白玉などが精彩を放っている。

今回の考古学調査は『五輪施設建設における関連文物保護に関する通知』に基づくもので、北京地区の漢代以降の埋葬の習慣や制度の研究に新たな資料が加わった。より重要なのは、五棵松文化スポーツセンターの文化的意義が深まったこと。斉心教授は「今後も施設の建設の前に考古学調査や発掘を行う必要がある」と話している。

「チャイナネット」2004/05/24

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