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都市部で働く既婚女性 健康状態の悪化が浮き彫りに

健康に関する中国の雑誌「健康顧問」は今年上半期、北京市と広東省の都市部に暮らす25~45歳の既婚女性1万人を対象に、健康状態と健康知識に関するアンケート調査を実施した。調査結果は9日、北京で開かれた「北京婦女発展・児童成長シンポジウム」で発表された。

調査によると、職業を持つ都市部の既婚女性は、肉体労働の負担や時間は以前より減少しているが、精神的負担は大きく増加している。回答者の6割近くが「家族の健康管理を守るのは自分」と答えたが、自分の健康の優先順位を親・子供の健康より低く見ている人が多く、自分の健康がおろそかになる傾向が明らかになった。落ち着かない都会の環境や、「娘」、「妻」、「母親」、「従業員」という役回りを演じる中での矛盾などが長期化することで、心理な負担が積み重なり、さまざまな体の不調を覚える「亜健康状態」になりやすい。また時間的な制約のため、トレーニングに参加できる人の割合は回答者の16%足らずだった。

「健康顧問」の范承玲編集長は、働く既婚女性の健康を守るための5つの提言をしている。

(1)肥満を積極的に予防する。

(2)定期的な健康診断を実施する。

(3)医療リソースの再分配における公平性、合理性を確保する。

(4)科学的な心理カウンセリングサービスを提供する。

(5)現有の地域のインフラを活用し、女性のスポーツ人口を増やす。

「人民網日本語版」2004年9月10日

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