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黄河の河口、生態環境が目に見えて好転

なが年姿を消していた太刀魚などの魚類が近年再び姿を現わし、黄河デルタ自然保護区の希少野生生物も四~五年前に比べ倍増している。ここ五年来、人工による流量調節に取り組んで以来、かつて流れが途切れていた下流の河床一帯で、200平方キロ余りに及ぶ湿地生態環境が顕著に回復し、デルタの湿地が急速に縮小する勢いが効果的に抑制されることになった。

1970年代以来、黄河流域における水資源の供給と需要の矛盾が絶えず深刻化し、1990年代に入ると、断流現象がほぼ毎年発生し、デルタの生態系に大きなダメージを与えていた。湿地面積は半分近く縮小し、魚類が40%減少し、鳥類も30%減少した。ここでしか見られなかった黄河太刀魚、東方車えびなどの希少生物も相次いで姿を消していた。

近年、水利部門が黄河の流水量の統一管理を行ったため、増水期でない時でも、下流域に一定の「生態流水量」が保障されることになり、ある程度で下流域の生態系の回復も可能となった。現在、黄河デルタ国家クラス自然保護区の鳥類の数は断流前の187種類から283種類に増え、珍しい野生生物も459種類に達し、四年前に比べほぼ倍増している。

「チャイナネット」2005/02/16

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