伝えられるところによると、第27回東京ビデオフェスティバル「YVF2005」の授賞式が2月19日に東京の恵比寿で行われることになり、中国の応募作品「姉弟」が「優秀作品賞」に、「亀蛇の恋」が「佳作賞」にそれぞれ入賞し、中国台湾の「謝婷と彼女の歌」も「優秀作品賞」に輝いた。
世界の39カ国・地域から2605点の作品が今回のビデオフェスティバルに寄せられ、審査委員の厳しい審査を経て、30点の作品が「優秀作品賞」に、70点の作品が「佳作賞」に入賞した。
1978年に発足した「東京ビデオフェスティバル」は国際的な市民ビデオコンテストであり、プロとアマチュアを問わず、一般市民に映像文化を通じての交流の場を提供している。
今回のビデオフェスティバルは「自分の考えを表現する」ことをテーマにし、「家族」を題材にした作品が目立っている。中国の入賞作品「姉弟」のあらすじは、田舎で暮らしていた弟は、姉の生活している都市に就職口を求めて出かけたが、何度も挫折を経験したすえ、田舎に帰ろうとした。姉は友達に頼んで弟を雇ってもらった。弟は姉の心遣いに感謝し、一所懸命仕事に打ち込むというストーリーである。
「チャイナネット」2005年2月18日