このほど、中国考古学学会、中国文物報(紙)、『文物の世界(雑誌)』出版社などが共催した「2004年度中国十大考古学新発見」の評議・選抜の結果が北京で発表された。この「十大考古学新発見」の内容は河北省易県の「北福地」遺跡、山西省芮城県清涼寺の墓地、河南省偃城二里頭遺跡の宮殿区、湖南省寧郷炭河里の「西周の城の遺跡」、江蘇省無錫市鴻山の越国貴族の墓地、遼寧省朝陽市の十六国三燕竜城の宮殿南門遺跡、新疆ロプノール(羅布泊)小河墓地、広東省広州大学シティーの「南漢二陵」遺跡、浙江省杭州市厳官巷の南宋臨安城御街遺跡、四川省綿竹市城関鎮の「剣南春」酒坊遺跡(清朝―民国期)。この十大新発見は22ヵ所の候補項目から選び出されたもの。
1990年以来、「中国十大考古学新発見」の評議イベントはすでに15回続けて行われており、幅広い社会的影響をもたらし、考古学の発展、考古学知識の普及および文物保護意識の育成を大いに促進することとなった。
「チャイナネット」 2005/04/19